日本の気象庁の区分では、Ⓐ春が3〜5月、Ⓑ夏が6〜8月、©秋が9〜11月、Ⓓ冬が12〜2月 となっています。
あ |
うめ 1-3,おうばい 2-4,あせび 3-4,オオデマリ4-5,えびね 4-5,あじさい 5-7,あがばんさす 6-7,うつぎ 5,いわたばこ 5-6,あかしで 3-5、えごのき 5-6、あんですのおとめ 9-10, おみなえし 8-9,いちょう 11-12,いろはかえでもみじ 11-12, |
か |
こふくざくら 1、かわざくら 2-3,げんかいつつじ 3,こぶし 3-4,こでまり 4-5,かいう 4-6,きんしばい 5-7, ききょう 7-8,ゲンゲ(れんげそう)4-5、けいとう 7-11、 かわづざくら 2-3、 皇帝だりあ 11-12,クロッカス(春)2-4,(秋)10-11, こふくざくら 10-12,きんもくせい 9-10、かえで 11-12、コスモス(6?7?8?9?)、くりすますろーず 1-4, |
さ |
すいせん 1-3、さざんか 11-1,せんりょう 1、すみれ 3-4,さんしゅゆ3-4,さくら 3-4,しゃが 4-5, さんずいあやめ 5, さつき 5-6,すいれん 5-8、しもつけ 6-7,さるすべり 7-9,しゅうめいぎく 9-10,すいふよう 9-11, ざるぎく 11,さふらん 11,せんりょう 11-12,すすき(かや)9-10、じんちょうげ 2-4、しょうめいぎく 9-11月 |
た | つばき 12-4,とさみずき 3-4,つつじ 4-5,たますだれ 9-10 つわぶき 10-12,たまあじさい 8-9、 たまなわざくら 2-3、とべら 4-6,たいさんぼく 5-6, |
な | においばんまつり 5-6,のうぜんかずら 7-8,ないわいばら 4-5、ニオイシュロラン 5-6,のしらん 8-9, |
は |
ふくじゅそう 1-3,ぼけ 2-4、はくもくれん 3,ぼたん 4-5,ふじ 4-5,はなしょうぶ 6,びようやなぎ 6-7, はす 7-8,ふよう 8-10,ふゆざくら 10-12と4月、ふりーじあ 3-4、はなみずき 4-5、ヘメロカリス 5-8, ひがんばな 9-10,はぎ 9-10、ふじばかま 9-11,はぎ 7-9、ほととぎす 9-10、春のばら 5-6、秋のばら 10-11月 はくうんぼく 5-6月、ふきのとう 2-3, ほたるぶくろ 5-7月 はんげしょう 6-7月 |
ま | まんりょう 11-1,まんさく 2-3,みつまた 3-4、もも 3-4,みつばつつじ 3-4,みやこわすれ 4-5,むくげ 7-9,もみじ 11-12,むすかり 3-5,もっこく 6-7,むらさきしきぶ 6(花)9-10(実), |
や | よしのつつじ 3-4,ゆきやなぎ 3-4,やまぶき 4,やまぼうし 5-6,ゆり 7-8,やぶらん 8-9,やまつばき 2-4, |
ら | ろうばい 12-2,レンギョウ 3~4月 |
わ |
約3億年前、恐竜が生きていた時代から存在している世界で最古の現生樹種の1つであり「生きた化石」と呼ばれています。
太古の昔には世界中で生息していましたが、現在では今ある中国原産のイチョウの1種類だけだと言われています。そのため国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストの絶滅危惧種に指定されています。
寿命が長く1000年以上生きるイチョウも珍しくないそうです。
樹皮の厚さと含んでいる水分の多さから長い時代を生き残り続けることができたのではないかと言われています。
お寺や神社、公園や街路樹に植えられています。
また実や葉は、食用あるいは薬効があるために漢方として用いられています。
エドヒガン
花言葉は 「心の平安」「独立」「精神美」
バラ科サクラ族の落葉広葉樹の高木です。
自生する天然の桜の一種です。
サクラの中では大きくなることが多い一本桜が多いです。
寿命が長く、大木が多いです。
中には樹齢2000年を超える一本桜もあります。名木は天然記念物となるものもあります。
ソメイヨシノはエドヒガンとオオジマザクラを掛け合わせたものです。
高さは12~20Mほどで高いもので30Mを超えるものもあります。
花の咲く時期は3~4月です。春の彼岸頃から3月の中旬頃に咲きソメイヨシノより早く咲きます。
花は葉が出る前に花が咲きます。
一重の小さな花が咲きます。
色は泡紅色あるいは白色です。
別名 アズマヒガン、ウバヒガン
日本に自生する10~11種あるサクラ族の基本野生種に1つです。
ツツジ科ツツジ類・常緑広葉樹の低木です。
別名はオオムラサキと言います。
一般にツツジといえばオオムラサキツツジを言うことが多いそうです。
この花は10㎝ほどの大きさで、ツツジの仲間の中では一番大きい花と言われています。
4月から5月にかけて紫色の花が咲きます。
園芸品種のため、野山にはないそうです。
暑さや寒さに強く丈夫です。
また大気汚染や都市部の公害にも強いと言われています。
そのため道路や公園でよく目にすることがあります。
そして植木として初心者に好まれています。
キク類キクセイ科ソケイ属の半つる性落葉樹です。
中国名は「迎春花」と言います。
ジャスミン属です。
黄梅の花は6枚、梅の花は5枚です。
早春に黄色い花を咲かせます。
花には香りがほとんどありません。
枝は垂れ下がっています。
実がみのらないために、挿し木や株分けをして増やします。
黄梅の花は6枚、梅の花は5枚です。
生薬として花は解熱や利尿効果として使われることがあるそうです。
葉はできもの、腫れ物、打ち傷、切り傷に使われることもあるそうです。
モクレン科モクレン属の常緑高木です。
神や霊を呼び寄せると言う意味ですが、この言葉が転じてオガタタマと言われるようになったそうです。
また日本神話では天照大神が天岩戸に隠れた時に、アメノウズメがオガタマノキの枝を手にして天岩戸の前で舞ったとされています。
日本硬貨の1円玉に描かれている植物です。
3~4月になると約3センチほどの紫紅色を帯びた黄白色の花が咲きます。
神社に植えられ、神事に使われることがあります。良質な家具材としても使われることもあるそうです。
マツ目コウヤマキ科の日本の固有種です。
ヒマラヤスギやナンヨウスギと並んで世界三大美樹のひとつに数えられています。
水に強くて朽ちにくいため、湯船材や橋梁材として使われます。
コウヤマキという和名は、高野山真言宗の総本山に多く生えているためにつけられたそうです。
また、高野山では霊木とされてるそうです。
サルスベリ属ミソハギ科の落葉中高木です。
別名はヒャクジツコウです。
また花が咲く期間が長いことからヒャクジツコウ(百日紅)とも呼ばれています。
材質は硬くて重いために、線路の枕木などに使われています。
スダジイ
ブナ科シイ属の常緑広葉樹です。
別名はシイやシイの木、イタジイ、ナガジイ、ホソバズタジイと言います。
木の材質は硬くて、潮風にも強く、丈夫でもあるため巨木になりやすいと言われています。
日本では幹周りが10メートルになるシイノキも確認されています。
材木として使いづらいため、樹齢500年を超すような巨木が残っていることが多いです。
そのため「鎮守の森」の代表的な木となっています。
地方では寺やお寺に、都市部では「お屋敷」や学校等に広く植えられています。
クスノキ科タブノキ族の常緑高木です。
4~5月に淡い黄緑色の花が咲きます。8~9月に黒紫色の実がつきます。
潮風にも耐えることから海岸沿いの防風林として植えられることもあります。
樹皮から染料を取ることができます。
また樹皮や葉っぱに含まれる特徴的な臭いのする粘液を粉末にして、蚊取り線香の材料にもします。
タチヒガン(立彼岸)
バラ科サクラ族の落葉高木です。
別名はアズマヒガン、ウバヒガンと言います。
春の彼岸の頃に薄紅色の花が咲きます。
桜の中では高木で樹高は12~20メートルになります。
中には30メートルを超す桜もあります。
また長寿でもあり樹齢が1000年を超すものもあります。
ムクロジ科カエデ属 の落葉樹です。
樹皮は灰褐色の色をしていて、ささくれているように縦に剥がれます。
葉っぱの形は、付け根からミツマタに分かれています。
秋には黄葉、紅葉を見ることができます。
病害虫や大気汚染に強いため、公園の木として、街路樹に植えられます。
ヒノキ科の常緑針葉樹の一属です。
場所によって針状の葉や、鱗状の葉が生えます。
鱗状の葉を「柏」、針状の葉を「槇」として、併せて柏槇(びゃくしん)と呼びます。
花は4月ごろに咲きます。
雌雄いずれも枝先に花が咲きます。
雄株に咲く花は茶色で、雌株に咲く花は黄緑色です。
秋に球形の実がなります。
盆栽とし栽培されることが多いです。
バラ科サクラ族の落葉広葉樹です。
コバザクラの別名です。
花は一重です。
関東では4月の上旬の春と、10~12月の冬にかけて咲く二季咲きが特徴です。
咲き始めは薄いピンクで後に白色になると言われています。
マキ科マキ属の常緑針葉高木です。
高さは20メートルくらいになる高木です。
別名:イヌマキ。クサマキ。
切ると断面から独特な臭いがするためクサマキとも言います。
マキには色々な種類がありますが、イヌマキが一般的だと言われます。
コウヤマキより成長が早いために流通量が多く安価です。
そのためコウヤマキは上品なイメージを持たれホンマキとも呼ばれています。
樹皮は灰白色で浅く縦裂します。
5~6月に花が咲きます。
雄株には黄色の花が、雌株には先端に胚珠のある花が咲きます。
雌花は10月ごろに種ができ、紫色の花托が見られるようになります。
そのため屋根、桶、棺、下駄などに用いられます。
防火・防風・防音・防塩の用途のために庭木あるいは屋敷林、畑の防風林として植えられることもあります。
神社や寺社では樹齢数百年の巨木になることもあります。
イヌマキを原因とするかぶれが報告されています。
種子および種托は生薬となり胃痛に用いられることがあります。
また種托は果実酒として使われることもあります。
イネ科の多年草です。
日本ではタケ類の中で最も高く25Mに達するものもあるそうです。一日に119CM伸びたという記録もあるそうです。
花は約70年で咲くとも言われています。
茎は筆立や盆などの竹細工に使われます。
中国原産で、良質のタケノコが採れます。
和名は、中国の故事にある冬に母親のために筍を掘り採った孝行者の孟宗という人物からつけられたそうです。
ツバキ科ツバキ属です。
花は開き切らずに、一重で筒型に咲きます。
花の色は白、桃、紅色です。
3~4月に花が咲きます。
茶道の茶室によく飾られる、代表的なお花です。