”川端康成”や”夏目漱石”の小説の舞台となった寺です

定休日 無休 (台風や雪のため休日となることがあります)
お詣り時間 ①8:00~16:30 
(3月1日から11月30日まで)

②8:00~16:00 
(12月1日から2月28日まで)
本尊は公開されています

数字を押すと説明が出てきます
押してみてください
下にあるMAP数字を押すと説明が出てきます
押してみてください

鎌倉MAP一覧に戻る時は
こちらを押してください

 

 本尊 (ほんぞん)

 宝冠釈迦如来

(釈迦如来について知りたい方はココをPUSH

宗派 臨済宗円覚寺派大本山 鎌倉五山第2位
開基 (寺を建てる時に経済支援をした人あるいは知名度があり力を貸した人) 北条時宋
開山 (初めてお寺を開いた僧、初代住持職) 無学祖元(中国(宋)から来ていただきました)
山号 (お寺の名称の前にくっつける名前のことです) 瑞鹿山(ずいろくさん)

 

東国花の寺百ヶ寺鎌倉11番
ウメ(1~3月)、サクラ(3~4月)、じゃが(4~5月)、ぼたん(4~5月)
アジサイ(5~7月)
かえで(11~12月)
 
札所 ①鎌倉観音第33番 十一面観世音菩薩 佛日庵 にいらっしゃいます
②鎌倉地蔵第14番 地蔵菩薩坐像 佛日庵 にいらっしゃいます
(地蔵菩薩について知りたい方はココをPUSH

 

 本堂 があります 

1282年Ⓐ中国(元)との2度にわたる戦い(元寇)の戦没者を弔い、平和な世の中が訪れてほしい”という願いと、
Ⓑ”禅を広めたい”という2つの願いから建てられました。

天井には”白龍図”が描かれています。
ピラミッドのような形の三つ鱗」は”北条氏(鎌倉幕府・執権)の家紋”です。

”鎌倉五山の第二位”の格式です。(禅宗寺院の格式を表したものです)

①「本尊の宝冠釈迦如来」がいらっしゃいます
(釈迦如来について知りたい方はココをPUSH

②「帝釈天」がいらっしゃいます

③「梵天」がいらっしゃいます

 
 

 

② 三門 (山門)があります

有名な三門です。
”総門”と”三門”と”仏殿”と”方丈"が一直線に並んでいます。
これは禅宗のお寺に多い配置です

夏目漱石の小説「門」、川端康成の小説「千羽鶴」、立原正秋の小説「やばつばき」に登場している三門です。

 
 
 ビャクシン があります

方丈(住職が生活している建物)の前に、”ビャクシンの古木”があります。
(ビャクシンについて知りたい方はココをPUSH

市の天然記念物です。


 

 勅使門 があります

方丈の正面”にあります。

屋根の形がゆるやかに曲がっている”唐破風”(からはふ)を見ることができます。


 

⑤ 居士林 があります

毎週土・日曜日”に座禅会が開かれます。
どなたでも参加できます。

夏目漱石”や”島崎藤村”、”三木清”も座禅したと言われています。


 

 選仏場 があります

座禅道場”です。
この建物は1699年に建てられました。
”300年以上経つ”茅葺屋根の建物です。

①「薬師如来がいらっしゃいます。
(薬師如来について知りたい方はココをPUSH

②「大慈大悲観観世音菩薩像がいらっしゃいます。
(観音菩薩について知りたい方はココをPUSH

 


 

 

 舎利殿 (しゃりでん) があります

鎌倉で”たった一つある国宝”(国の重要文化財)の建造物です
(国の重要文化財について知りたい方はココPUSH

屋根は「こけら葺き」です。
これは薄い板を幾重にも重ねてつくる工法で、ユネスコ無形文化遺産に登録されている”伝統建築工匠の技”です。

鎌倉時代に中国から伝えられた建築様式
扇垂木(おうぎだるき)屋根の勾配や軒の反り
花頭窓(かとうまど)窓枠の縦の線が真っ直ぐ、
等を見ることができます。

「舎利殿」は”塔頭・正続院の中”にあります。
源実朝が中国(宋)の寺(能仁寺)から”お釈迦様の遺骨を分骨してもらい”ました
佛芽舎利(ぶつげしゃり)」と言われる”お釈迦様の歯です。
そして祀っています。

その左右にⒶ”地蔵菩薩”とⒷ”観音菩薩”がいらっしゃいます。
Ⓐ(地蔵菩薩について知りたい方はココをPUSH

Ⓑ(観音菩薩について知りたい方はココをPUSH

 

普段は公開されていませんが、①”正月の三が日”と②”11月3日前後”に外観のみ見ることができます。

舎利殿の奥にあります開山塔禅堂には
”仏光国師坐像(円覚寺を開山した無学師元)”がいらっしゃいます。
頂相彫刻で国の重要文化財です。

 


 

⑧ 正続院(しょうぞくいん) があります

円覚寺で最も有名な”塔頭”(祖師や高僧の墓塔を守るために作られたお寺)です。

①「文殊菩薩がいらっしゃいます。
(文殊菩薩について知りたい方はココをPUSH

②「無学祖元(初めてお寺を開いた僧、初代住持職がいらっしゃいます。
境内の奥にある開山堂にいらっしゃいます。

 


 

 佛日庵(ぶつにちあん) があります

北条時宗(円覚寺の開基:2度の元寇(中国)の襲来をしりぞけた8代執権)の”廟所”(びょうしょ:北条時宗の霊を祀っています。お墓)があります。

北条時宗は”佛日庵で禅に勤しんでいたと言われています。

①「地蔵菩薩坐像がいらっしゃいます。
(地蔵菩薩について知りたい方はココをPUSH
佛日庵の本尊”です”
”鎌倉地蔵・十四番です”

②「十一面観音坐像がいらっしゃいます。
”廟所”(霊を祀っています。お墓です)にいらっしゃいます”
”鎌倉観音・第三十三番です” 

③「鶴隠周音木像(かくいんしゅういん)がいらっしゃいます。
(円覚寺の衰退していた塔頭(高僧のお墓等)を再び建て直した人)
”本堂にいらっしゃいます”

④「北条時宗像がいらっしゃいます
”8代執権です”
”廟所にいらっしゃいます”

拝観料は100円です。

「茶室 烟足軒(えんそくけん)」が”佛日庵の中”にあります。

お茶をたしなんでいた”鶴隠周音”が建てました。
”抹茶”や”コーヒー”を飲むことができます。お茶菓子は鳩サブレーで有名な豊島屋の小鳩豆落です。500円。

川端康成の「千羽鶴」立原正秋の「やぶつばき」の小説にも登場しています。

白木蓮(ハクモクレンがあります。
”「阿Q正伝」を書いた中国の小説家魯迅”から昭和8年に贈られました。
3月中旬ごろに花が見れます。

泰山木(たいさんぼく)あります。
”「阿Q正伝」を書いた中国の小説家魯迅”から昭和8年に贈られました。
6月ごろ花が見れます。


 

 梵鐘 (ぼんしょう) があります

北条貞時(円覚寺の開基;北条時宗の息子)が”国家安泰を願って寄進したそうです。

関東で一番大きい鐘”です
高さは259.4センチ、口径は142センチあります。
”鎌倉3名鐘の一です。
寺では洪鐘(おおがね)と呼ばれています。

国の重要文化財です。


 

 総門 があります

山号の”瑞鹿山”(ずいろくさん)の額が揚げられています。
瑞鹿山と言う名前は、"無学祖元”(初めてお寺を開いた僧、初代住持職が開堂にあたって法話をしようとすると、山から白鹿が出てきて話を聞こうとしたことから付けられたと言われています。


 

⑫ 妙香池 (みょうこうち) があります

円覚寺を建てた時からある歴史のある池です。
”夢窓疎石”(むそうそせき:枯れ山水の生みの親と言われています)が造った庭です。
(夢想疎石について知りたい方はココをPUSH

国指定名勝です。
(国の史跡について知りたい方はココをPUSH

池の向こう側に見える岩は、虎の頭のように見えることから”虎頭岩”(ことうがん)と呼ばれています。

 

 白鷺池(びゃくろち) があります

白鷺池”という名は、”無学祖元”(初めてお寺を開いた僧、初代住持職が円覚寺を建てる場所を探している時に、鶴岡八幡宮の神様が白鷺に化けて白鷺池へ案内したことからつけられたと伝えられています。

国指定名勝です。


 

 弁天堂 があります
ご神体 弁天 (べんてん) 
別称:弁財天 (べんざいてん)(弁財天について知りたい方はココをPUSH
御利益 智慧、財福、戦勝、子孫繁栄、音楽、技芸、弁舌

鎌倉時代の名工・”物部国光”でも大鐘(Ⓓ梵鐘)を造るのに2度失敗したそうです。
そのため依頼主の北条貞時が今度こそ成功するように、江ノ島の弁財天へ祈りに行ったところ3度目で成功したと言われています。
そこで祈りが叶ったことに感謝して”弁天堂”が造られたと言われています。


 

 黄梅院 (おうばいいん)があります

”夢枕国師の塔所”として建てられました。
”足利利詮”(2代将軍)の遺骨が分骨されています。
そのため”足利氏の菩提寺”とも言われています。

①「千手観音菩薩がいらっしゃいます。
(千手観音について知りたい方はココをPUSH

②「木製の夢枕国師坐像」がいらっしゃいます。

庭では”一年中花”が見れます。


行事


毎月第2、第4日曜日に”説教座談会”が行われます。
誰でも参加できます。

 

ホームページ:https://www.engakuji.or.jp/
電話番号
0467-22-0478
住所
鎌倉市山ノ内409

「JR・北鎌倉駅」から歩いて”約1分”です。

臨済宗 円覚寺派大本山 円覚寺 (りんざいしゅうえんがくじは だいほんざん えんがくじ)

鎌倉市山ノ内409

error: I,m sorry.Content is protected .